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4/29/11:00~プレミア配信

食がんリングス 髙木です。


新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置が適用されたことにより、4/17のLIVE展開を急遽変更させていただき誠に申し訳ございませんでした。


「4月は食道がん啓発月間~E-Ring Connect Campaign 2021」 が4月29日(木・祝)11時からYouTubeにてプレミア配信されます。(プレミア配信後は通常のYouTubeとしていつでも無料にて視聴可能です)



緊急事態宣言下のGW期間中、不要不急の外出を自粛される方も多いかと存じます。

お酒を嗜まれる方は「宅飲み」も増え、終電も気にする事なくついつい飲酒量も増えがちになるのではないでしょうか。


そんな時には、是非この「E-Ring Connect Campaign 2021」を見ながら晩酌を楽しんでみて下さい。


きっと2杯目くらいから手が止まって自粛モードに入り、普段より飲酒量が減るかもしれません。

もしかすると「GW中だし折角だから休肝Weekにしよう」と、自宅でストレッチに励む事に目覚めるかもしれません。


WHOでは2009年に「アルコール飲料に関連するアセトアルデヒドに、ヒトへの発がん性の十分な証拠がある(グループ1)」と決議しており、アルコール飲料が原因となるがんとして、「口腔がん」「咽頭がん」「喉頭がん」「食道がん」「肝臓がん」「大腸がん」「女性の乳がん」を特定しています。


特に「下咽頭・食道がんのリスクと飲酒・喫煙習慣の調査(愛知県がんセンター)」では、特定以上の飲酒なら煙草を吸っていなくてもリスクは8倍、喫煙している場合は30倍にもなるという研究結果があり、飲酒と喫煙は掛け算の関係でそのリスクを上げていくのだそうです。


しかし、この外出自粛のGW期間中は意識改革のチャンスかもしれません。


近年お酒をやめると、「やめた本人のリスクはすぐに下がり始める」という事がわかってきており、禁酒と禁煙は、食道・頭頸部がんに対して確実に効果があるのだそうです。


国立がん研究センターの「食道・頭頸部がんになぜ多発重複がんが多いのか」という研究において、国立がん研究センターの多発重複発がんの9割が飲酒で赤くなる人だったという結果があり、当時この研究をまとめていた国立がんセンター中央病院 垣添忠生院長(現 国立がんセンター名誉総長/公益財団法人日本対がん協会 会長)は「なぜこんな簡単な事に誰も気づかなかったのだろう」と話されています。


今回のこのキャンペーンに後援名義をいただいている公益財団法人日本対がん協会さんのタグラインにもある「がん征圧を目指して」


我々のような小さな患者支援団体としては大きなことはできませんが、がんを少しでもなくす社会を目指し啓発活動の一端を担う団体として、強くがんの要因となる「飲酒」「喫煙」については注意を促すとともに、個人的にも「罹患者として再発のリスクを高めるものには近づかない」というスタンス取っております。


「がんに気をつけよう」と啓発している団体が、要因となるリスクに近づくのは本末転倒であるからです。


でも、飲酒・喫煙をキッパリやめてもうかれこれ9年経ち10年目を迎えた今でも、天気のいい日は外でビール飲んで一服したいという欲望は無くなりませんね。


フラッシャーで多量飲酒、喫煙と絵にかいたように食道がんになった私としては、治療以外で受けた恩恵は、断酒・断煙により「プラスαの時間」というもので人生のボーナスを受けられているのかもしれないと思っております。


しかし、年に数回程度、アルコール分0.00%、純アルコール量0gのビールテイストのノンアルコール飲料を会食などで一杯程度飲む時もあるのですが、耳や顔が少し火照って「飲酒した時みたいな症状」が出るのは何故なんでしょう。そもそもホップに弱いんでしょうか(笑)



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