食道がんを経験された皆さま(ご家族さま)へ
「食道がん治療における価値観に関する意識アンケートへご協力のお願い」
日頃より、弊団体の活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
この度、代表の髙木が、6月26日、27日の2日間にわたって開催される、第79回 日本食道学会学術集会(国立京都国際会館)において、「食道がん治療の選択がもたらす価値観の変化 〜アンケートが示す患者の声〜」という演題で、患者の立場として講演をさせていただくことになりました。
日本食道学会学術集会は、全国の医師や医療従事者が最新の知見を共有し、今後の診療の質を高めるために開かれる重要な場です。
今回その中で、小野薬品工業(株)、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)がスポンサードする「患者さんの思いを医療者へつなげるために~How to communicate~」というセミナーテーマのプログラムが組まれる事になり、弊団体の髙木が食道がん経験者の立場で登壇する機会をいただく事ができました。
患者の声を届ける機会が少ない中、この学術集会という大きな場で直接届けられる事は非常に貴重な機会となります。
今回の講演時間は10分間という時間ですが、だからこそ、ひとつひとつの声に重みと意味があり、非常に重要なものだと考えています。
学術集会の入場料は高額で、通常の聴講は医療従事者や製薬会社などの入場に限られていますが、このセッションを含めて特定のプログラムについては、入場料/1,000円(要確認)で一般の方の聴講も可能となりました。
講演に向けて、食道がん治療を受けた皆さまが、治療の選択に際してどのような気持ちや価値観を持ち、治療後にその価値観に変化があったのか。そしてその治療選択に対してどのように納得されているかを伺うアンケートを実施させていただきたいと思います。
ご協力いただくアンケートでは様々な経過の皆様へ、過去の治療体験や現在の経過、当時や今の気持ちについて触れたり、思い出していただく内容が含まれております。そのため、お気持ちや心が揺れる内容もございます。
どうかご自身のペースで、無理のない範囲でご回答いただけますと幸いです。
途中までのご回答でも構いませんし、答えたくない設問は飛ばしていただいて構いません。
ご自身の体調やお気持ちを最優先にしてご協力いただきたくお願いいたします。
アンケートは匿名です。個人が特定されることは一切ありません。
皆さまの貴重な声が、これからの医療現場において、患者と医療者がより良い信頼関係を築くための大きな力になると考えています。
ひとりでも多くの方にご協力をいただき声を届けたいと思います。
弊団体は、「患者が医療従事者に伝えたい事」「医療従事者が患者に伝えたい事」その橋渡しが出来るような位置づけになる事も使命のひとつと考えておいます。
どうかご理解をいただきご協力をいただけますと有難く存じます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングス
代表理事 高木健二郎