酒量の単位「合」

声帯の検査で定期的にかかる耳鼻咽喉科で、毎回記入する問診票の飲酒習慣に関する項目の、習慣的に飲んでる酒量の単位「合」。


毎回思うのですが、自分の酒量を「何合」と換算できる人が、若い方からしてどのくらいいるのだろうか。少なくとも大酒飲んでた私ですら、まともに「合」に換算できたためしがない。(今は飲んでいませんが)


アルコールの体や精神に対する影響は、飲んだ酒の量(ml、合)ではなく、摂取した純アルコール量(g)が基準となります。


これを知る事で自分の酒量が多いのかどうかを「認識」できるので、もはや「合」という換算困難な単位を問診票で書く事に意味がないのではないかと感じているのです。

※因みに私の奥さんの実家は日本酒の酒蔵ですが、「合」という単位自体が必要ないという意味ではありません。


【自分が摂取したアルコール量を知る計算方法はとても簡単】

●飲酒量(ml)×アルコール度数(%/100)×0.8(定数・アルコールの比重)=自分の摂取した純アルコール量(g)


例えば、1日にアルコール度数が5%の350mlの缶ビールを6本飲む人は、

(350ml×6本)×0.05(アルコール度数)×0.8(定数・アルコールの比重)=84(g)


厚生労働省のガイドラインや既存のエビデンスを踏まえた健康を守るための提案(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット)では、推奨アルコール量は1日平均20g以下と提案していますので、この場合、「やべぇ~、4倍以上も摂取してるっ!」って事に気付きます。


45%のウィスキーをストレートで飲む方は、30ml×0.45×0.8=10.8gで、2ショットで打ち止めが推奨されることになります。


※酒造メーカーではホームページでビール類や缶チューハイの純アルコール量をグラム表記、商品によっては商品自体にも記載され始めていますので、そこでも簡単にチェックできます。


▼1日のお酒の量(  ml)×アルコール度数(  %)×0.8=(  g)

問診票にはこの計算式が書いてあるといい気がするんですけどねぇ~。


(髙木)


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