■がんによる総経済的負担は約2兆8,597億円 ■予防可能なリスク要因に起因するがんの経済的負担は約1兆240億円 https://www.ncc.go.jp/.../pr_release/2023/0802/index.html =国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所 予防研究部を中心に構成される研究グループは、日本人における最新の人口寄与割合のデータを用い、がんそのものによる経済的負担と予防可能なリスク要因に起因するがんの経済的負担を推計し、がん予防の経済効果を明らかにしました。=
▼5つの予防可能なリスク要因別(能動喫煙、飲酒、感染、過体重、運動不足)の経済的負担は、「感染」による経済的負担が最も高く約4,788億円 能動喫煙による経済的負担が全体で約4,340億円、飲酒は約1,721億円。
▼スライド資料にある、もしその要因がなかったとしたら何%のがんが予防可能だったのかを示す寄与度(Population Attributable Fraction: PAF %) によると、食道がんのリスク要因として強く関連付けられる飲酒は、男女計・男女別にみても、「感染」「能動喫煙」に次ぐ上位3番目。
▼多くのがんは、⽣活習慣や環境リスク要因によって引き起こされ、適切な対策を取れば予防が可能とされます。
▼本発表において飲酒に係る啓発活動がいかに大切か、改めて認識し弊団体も活動を行ってまいります。
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