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2020年11月22日

「胃管がん」とは。

こんにちは。食がんリングス髙木です。

私は個人的には経験者として、胸部食道がんの食道亜全摘胃管再建術をした後に同じような場所にまた「がん」ができたらどうするのだろうという事を、以前からとても意識しています。

切除した食道の代わりに胃を伸ばしているので、「胃管がん」というものになるらしいのですが、ネットを検索すると症例は散見されるもののあまり情報が見つかりません。

そんな中、日本食道学会サイトの「日本食道学会研究課題一覧 https://www.esophagus.jp/private/research_task/ 」というページの中から【『食道癌手術後の異時性胃癌(胃管癌)に対する全国実態調査』について https://www.esophagus.jp/private/research_task/research_task_fuji_2019_v2.pdf 】という研究課題を発見!!

おぉ~、あるじゃんあるじゃんと思い見てみると、

手術後の胃に胃癌(「胃管癌」)が見つかることが増えてるのですが、全国的な調査は行われておらず、治療法や治療成績などの実際はよくわかっていないのだそうです。

そこで食道癌の診療で中心的な役割を果たしている全国の施設からデータを集積して解析して、食道癌手術後の胃癌(胃管癌)に対する治療成績の向上を図ろうとしているらしいのです。

調査期間は終了し来年いっぱいは研究期間とのことですが、結果はとても興味があるところです。

この日本食道学会の「日本食道学会研究課題一覧」の中には、すでに論文が発表されている課題もありますので興味が有るテーマがありましたら見てみて参考にしてみてはいかがでしょう。

興味のある課題の「進捗」という枠内の英文部分を全部、Google chromeの検索にそのままコピペすると論文が掲載されている「National Center for Biotechnology Information(国立医学図書館/国立バイオテクノロジー情報センター)」(英語)というサイトへのリンクが検索結果(英語)に出てきますので、そちらで論文の概要(英語)など見ることが出来ます。Google chromeのブラウザを使用していれば日本語に自動翻訳してくれますので何となくわかるので便利ですね。

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